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新たな温泉文化の発信拠点!飛鳥時代を肌で感じる湯屋が誕生!

道後

新たな温泉文化の発信拠点!飛鳥時代を肌で感じる湯屋が誕生!

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋をコンセプトにしています。館内は、「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語などを「愛媛の伝統工芸」と「最先端のアート」をコラボレーションした作品で演出するなど、浴室だけにとどまらず見どころが満載です。中庭には、松山市の市花である「椿」が生い茂り、聖徳太子が詠った「椿の森」をイメージし当時の様子を再現しています。

太古の道後を感じるエントランスへいざ!

エントランスを飾る巨大な装飾壁は、道後温泉のシンボル湯玉。奈良の世界遺産 薬師寺西塔や回廊の再建でも使われた「千年の釘」で知られる和釘が使われています。
また、ロビーのシェードは「山門」をイメージ。和紙の持つ繊細な質感を活かして、神聖な雰囲気を演出します。空気を浄化するといわれる「ゼオライト和紙」を使用し、身心を清める「温浴」へといざないます。

アートな陶板に囲まれた大浴場と露天風呂は見逃せない!

国指定伝統工芸品「砥部焼」による陶板壁画で、道後温泉にまつわる和歌の風景を作り上げています。男子浴室には伊予の高峰・霊峰石鎚山を、女子浴室には熟田津の海(瀬戸内)を描きます。和歌の世界観の中で、ゆっくりと入浴を楽しめます。露天風呂は雄大な山や海の世界を表現しており、壁面に県内産の媛ヒノキを使っています。また松山城や道後温泉、京都御所や皇居においても使用されている、菊間瓦による行燈で万葉の世界観を表現します。

又新殿(ゆうしんでん)で貴人のような特別な体験を

道後温泉本館にある皇室専用浴室の「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した特別浴室です。浴室と休憩室を柔らかくさえぎるため、伊予簀の特徴である繊細な編みを表現した、レースカーテンのような「御簾(みす)」や道後を訪れた天皇たちのゆかりの文様を表現した天井画は必見です。

湯上りは、約60畳の大広間で休憩

大広間の休憩室は「寿国」をテーマに、天吊りシェードとランプシェードによって聖徳太子が道後温泉を表現した雅な世界観を表現しています。天吊りシェードは、国指定の伝統的工芸品である「大洲和紙」とギルディング(金属箔)の融合により生まれた「ギルディング和紙」を使用。和紙の持つ優しく柔らかな表情とギルディング箔が放つ存在感が独特の表現を生み出しています。

道後温泉の伝説を愛媛の伝統工芸品アートで表現。お好みの部屋で休憩しよう!

白鷺の間

伊予水引細工の技を用いて、傷を負った白鷺が道後の湯に足を浸し元気になって飛び立った伝説を表現しています。しなやかな水引で表現する温泉の湯文様をお楽しみください。


玉之石の間

大国主命・少彦名命の玉の石伝説をテーマとした作品です。和紙でできた筒にもち米を糊にした防染糊を入れ、それを絞り出しながら手描きで模様を描く「筒描染」の技法が用いられ、10mに及ぶ1枚の染物を展示しています。


行宮の間

飛鳥〜平安時代にかけて多くの皇室の方々が道後温泉に行幸されたことをテーマに、その当時見られたであろう道後温泉の情景を、桜井漆器の技術である蒔絵で表現しています。時の流れを湯の流れにたとえて、荘厳なスケール感で描いています。


椿の間

聖徳太子が道後温泉に来浴された際、残したとされる「湯岡の碑文」に描かれていた「椿の森」をテーマに、現在では国内最大規模のタオル産地を形成している「今治タオル」で、椿を表現しています。


湯桁(ゆげた)の間

「伊予の湯桁(ゆげた)」をテーマに、100種類もの彫刻刀を使い、西条だんじり彫刻の技を用いて、源氏物語で道後温泉を「伊予の湯桁」として描写されていた当時の賑わいを表現しています。


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