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アクティブに健やかにめぐる、とっておきの親子旅。

道後城周辺市街地市内その他市内全域

アクティブに健やかにめぐる、とっておきの親子旅。

まちと自然がグッと近い松山。親子で楽しめるスポットも近場でおさまるから、移動のストレスもなし。小さなお子さんも一緒に、松山近隣をお出かけしよう!安全・安心で、のんびりゆったりめぐる、このまちの楽しみ方をご紹介します。

親子で楽しむ愛媛の2大スポット

まずは、子ども連れならぜひ行ってほしい松山近隣のアミューズメント施設からご紹介します。「とべ動物園」と「えひめこどもの城」の、人気の秘密もお伝えしますね。

とべ動物園で、自然・動物と触れ合おう

愛媛の親子に大人気のお出かけスポット、「愛媛県立とべ動物園」。松山市の中心地から車で25分ほどの場所にある動物園は、周囲の緑に溶け込んだ西日本屈指の規模を誇ります。駐車場から正面ゲートに向かうまでも、ワクワクする仕掛けがあるんです。道に敷かれた飛び石に刻まれるのは、動物たちの“足跡”。子どもたちは、この足跡から動物を想像しながら、笑顔で登り坂をかけ上がっていきます。

この園の不動の人気者が、ホッキョクグマのピース。誕生から21年、ピースの成長を地域で見守ってきました。成長と飼育の様子を丁寧に伝えてきた、飼育員の愛情と努力の賜物です。ピースだけではなく、動物たちが大切に育てられていることで生まれる温かな雰囲気こそ、とべ動物園の魅力なのです。

正面ゲートまで、動物の足跡をかたどった装飾が続く


ホッキョクグマのピース


キリンの杏子(母)とリュウト(仔)


愛媛県立とべ動物園
住所:愛媛県伊予郡砥部町上原町240
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
電話:089-962-6000

室内も室外も遊びでいっぱい!えひめこどもの城

とべ動物園から車で6分の場所にあるのが、県立の大型児童館「えひめこどもの城」。こちらの、お城のようなたたずまいの児童館では、子どもたちの「やってみたい!」を刺激する、ものづくりや体験イベントが満載。また、施設の中は、それ自体が迷路になっており、遊び心をくすぐります。

児童館から外に出ると、自然の地形を生かしたアップダウンのある園内の遊歩道があり、のんびりと歩くだけでも気持ちがいいんです。園内には、四輪バギーやボブスレー、ボートやモノレールなどの遊具もあり、自然の空気をたっぷり吸いながらのアトラクションは子どもだけでなく大人にもおすすめ。子どものためのさまざまな遊びが詰まった「えひめこどもの城」。帰り道にはきっと、子どもたちの「また行きたい!」が待っていますよ。

お城のような形をした、えひめこどもの城の建物


人気のアトラクションの一つ、てんとう虫のモノレール


愛媛の伝統工芸「砥部焼」の絵付けをするワークショップ


えひめこどもの城
住所:松山市西野町乙108-1
営業時間:9:00〜17:00(夏休み期間は18:00まで)
休園日:水曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始 ※春、夏、冬休み期間中は無休
電話:089-963-3300

松山城へひと登り。松山の街を一望する

こどもの城を満喫した後は、本物の城へ足を伸ばしてみて。松山市の中心地にある松山城は、姫路城と並ぶ連立式の天守を有します。全国各地にある「現存12天守」の一つに数えられる希少な城は、小高い山の上にそびえるので、めざす道のりもワクワク!8合目まではリフトで登るのがおすすめ。標高が上がるにつれて、街並みと喧騒がどんどん小さくなり、澄んだ空気と鳥のさえずりに包まれていきます。

リフトを降りた後は、石垣を右手に登り坂を進みます。いくつかの門をくぐると天守がある本丸へ。遠くは瀬戸内海を一望できる絶景が待っています。さらに、三重の天守の“てっぺん”からは、広大なパノラマを望めますよ。城郭の佇まいのかっこよさもぜひ、親子で体感してくださいね。

リフト・ロープウェイ乗り場の入り口では、検温や手指消毒などの感染症対策を行っている


松山城へと続くリフト


上空から見た松山城


松山城
住所:松山市丸之内1
営業時間:季節により変動あり
リフト:8時半~17時
ロープウェイ:季節により変動あり
定休日:無休(天守は12月第3水曜日)
電話:089-921-4873(松山城総合事務所)

市民の憩いの広場「城山公園」でかけ回る

松山城のふもとに広がるのが、市民の憩いの広場「城山公園(堀之内地区)」です。ハクチョウが優雅に水面をすべるお堀や、お堀の内側に走る遊歩道、そして、天守の姿を望む一面の芝生。特別なものはないけれど、街中にひろがる緑のオアシスで、思い思いに過ごすのもおすすめ。この広場の時間は、のんびりとした松山暮らしの雰囲気を感じることができますよ。

広場の先には松山城が見える


キッチンカーも並ぶ


城山公園(堀之内地区)
住所:松山市堀之内
電話:089-948-6519(公園緑地課)

柑橘王国の生搾りジュースを味わう

いっぱい体を使って遊んだら、ビタミンと水分を補給!柑橘王国・愛媛では、搾りたてのみかんジュースをあちこちで味わえます。

そのうちの一つが、今回撮影に協力してくれた「大街道」にある「noma-noma」。果樹園から直送された柑橘を、その場で搾ったジュースを飲めば、果肉が凝縮された香りと風味が口いっぱいに広がります。酸味、甘味のバランスが取れた温州みかんはもちろん、バラエティに富んだ旬の柑橘をお試しくださいね。

noma-noma(のま果樹園 松山大街道店)(撮影協力)
住所:松山市大街道1-4-20
営業時間:10:00〜19:00
定休日:無休(1月1日のみ休み)
電話:089-945-6111

坊っちゃん列車で街を駆け抜ける

子どもたちのノンストップの好奇心を満たすもの。ここ松山には、公共交通機関にもあるんですよ。それが、中心地と道後温泉を結ぶ「坊っちゃん列車」です。明治から昭和半ばにかけて活躍した蒸気機関車を復元した名物列車です。

ディーゼルエンジンで駆動する小さな車体は、ガタゴトと揺れ、汽笛を鳴らしながら道路の真ん中を走ります。車掌さんの制服も車体のつくりも明治当時の仕様。冷暖房の機能はなく、窓から外気が吹き込む明治当時のシチュエーションも新鮮!

定員数を減らして運行中。車内の消毒も徹底している


坊っちゃん列車(撮影協力)
電話番号:089-948-3323(伊予鉄道株式会社)
※運行については、下記ホームページをご確認ください。
URL:https://www.iyotetsu.co.jp/botchan/

道後温泉の歴史と湯に浸かろう

たっぷり遊んだ後は、ゆっくりと湯浴みを堪能するのが松山旅の醍醐味。松山の温泉といえば、道後温泉!気軽に外湯(そとゆ/日帰り入浴施設のこと)を楽しんでみてくださいね。

温泉が集まる「道後温泉 第4分湯場」を見学

入浴の前に、道後温泉駅から徒歩1分の場所にある「道後温泉 第4分湯場」へ行ってみましょう。分湯場とは、各源泉から汲み上げた温泉を集めてホテルや公衆浴場に配湯する施設。道後温泉には4つの分湯場があります。

2020年にリニューアルした第4分湯場では、源泉が勢いよく貯湯槽に流れる様子を見学できるほか、手湯では地下から汲み上げたばかりの源泉に触れることもできます(いずれも無料)。道後の地を豊かにしてきた温泉は、人智で築いた源泉掘削の歴史でもあります。その一端を感じてみてくださいね。

「伊予鉄道 道後温泉駅」の北西にある道後温泉 第4分湯場


温度の異なる源泉が集まる様子を見学できる


リニューアルした手湯。人を感知するとフレッシュな温泉が出る仕組み


道後温泉 第4分湯場
住所:松山市道後湯之町7-28(伊予鉄道道後温泉駅北西)
※見学室の開放は9:00~20:00(手湯は24時間利用可)

道後温泉の外湯をめぐる

道後温泉には、シンボル的存在の「道後温泉本館」、飛鳥時代の湯屋をイメージした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」、市民の入浴施設として親しまれる「道後温泉 椿の湯」の3つの外湯(そとゆ)があります。

築130年を超える道後温泉本館は、建物の重厚な存在感とレトロな雰囲気で味わう特別な湯浴みを堪能できます。「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」は、本館の雰囲気とは打って変わって、2017年に新たな温泉文化の発信拠点としてオープンした新湯屋。愛媛の伝統工芸を随所にあしらった設えも見どころです。また、地元民が多く利用する「道後温泉 椿の湯」は2つの湯屋と比べて、大衆的な雰囲気が特徴です。

3つの外湯めぐりもおすすめですよ。

道後温泉本館


道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の外観


道後温泉 椿の湯の外観


道後温泉本館
住所:松山市道後湯之町5-6
営業時間:6:00~23:00(22:30札止め)
休業日:年に1回臨時休館有
電話:089-921-5141(道後温泉事務所)
道後温泉公式サイト:https://dogo.jp
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
住所:松山市道後湯之町19-22
営業時間:6:00~23:00(22:30札止め)
休業日:年に1回臨時休館有
電話:089-932-1126(道後温泉コンソーシアム)
道後温泉 椿の湯
住所:松山市道後湯之町19-22
営業時間:6:30~23:00(22:30札止め)
休業日:年に1回臨時休館有
電話:089-932-1126(道後温泉コンソーシアム)

なお、記事中に掲載している情報は、「近隣県向けプロモーション事業受託業者」が独自に選定しています。


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