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穏やかな海の街で、まったり過ごして心を開放しよう!

高浜・三津浜市内その他

穏やかな海の街で、まったり過ごして心を開放しよう!

穏やかな瀬戸内海に面した松山市。手軽に足を運べる島があったり、レトロな港町があったりと、実は海の街でもあるんです。瀬戸内海の風土を写したように、流れる時間も人の気質も穏やかな北条・三津浜エリアで、ゆったり、まったりと過ごすおすすめ女子旅をご案内します。

瀬戸内海の絶景が広がる北条エリア

松山市の中心地から車で約30分。北条エリアは、愛媛県内でも指折りの夕景で知られるまちです。

鹿島で、非日常とアウトドアを楽しむ

そんな北条エリアにある無人島・鹿島(かしま)は、その名の通り、ニホンジカが住む島です。鹿島へ渡るには、「鹿島公園渡船」に乗船し、わずか3分。周囲1.5kmほどの小さな島は、山頂の展望台をめざしたり、多島美を望みながら海水浴やキャンプをしたりと、アウトドアと非日常を楽しむ穴場スポットです。気持ちのいい潮風を浴びながら、のんびり島時間を過ごすことができます。

北条の海岸線から望む鹿島


整備された登山道が展望台へ続く


鹿のモニュメントが載った「鹿島公園渡船」。夕景が美しい


問い合わせ
松山市観光・国際交流課
電話番号:089-948-6558

街を盛り上げる、大人気の絶品カレー

「鹿島公園渡船待合所」から「J R伊予北条駅」までの間に、北条駅前商店街があります。ここで2011年から営む「北条駅前大人のカリー工房 C U R C O V A(カルコバ)」は、この街を盛り上げようと生まれた、カレー専門店。

提供するカレーは、飴色にローストした地元のタマネギ、巧みなスパイス遣いなどで仕上げるルウと、天日干しの有機米を炊いたターメリックライスと、こだわり抜いた逸品。テイクアウトもできるので、北条の海を見ながらいただくのもおすすめ。

カルコバの外観


カルコバの「カリー」(朝どれ卵の目玉焼き、自家製ハンバーグ、無添加チーズがトッピングの「全部のせ」)


北条駅前大人のカリー工房 CURCOVA(撮影協力)
住所:松山市北条辻434-3
営業時間:11:30~15:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休
電話番号:089-904-5725

地元食材を使った人気のマカロン店も

カルコバから通りを挟んですぐの場所にあるのが、2019年にできた「三浦菓子店」。オーナーは東京の人気マカロン店の店長を経て、北条に移住し、洋菓子と和菓子を製造・販売しています。人工着色料を使わず、地元食材を生かしたマカロンのおいしさはすぐに評判を呼び、県内外から、小さな店舗に続々と客が訪れます。

そういえば、カルコバのオーナーも移住者。その理由はともに「北条の海に魅せられて」。辛いもの、甘いものの逸品と合わせて、心を打つ瀬戸内海の絶景もゆっくり味わってくださいね。

三浦菓子店の外観。入店の人数を制限し、ソーシャルディスタンスを徹底


店頭に並ぶマカロンは、自然の色合いが特徴


三浦菓子店(撮影協力)
住所:松山市北条辻1333-9
営業時間:10:00~15:00
定休日:月~水曜、日曜
電話番号:070-4449-5283

レトロでユニークなもう一つの港町、三津浜

北条エリアから海岸線を車で走って30分ほどの場所に、ユニークな港町・三津浜があります。築100年以上の建物が独特のレトロな雰囲気を醸すまちの、2つの名物からご紹介。

80メートルの渡し船、市道の「三津の渡し」

一つ目の名物は、市道の渡し船「三津の渡し」。港内の約80メートルの距離を、小さな渡し船でつなぎます。室町時代が起源とされるこの渡し船。対岸へは回り道をすれば車で行けるのですが、いまも市民の“足”として無料で運行しています。

「三津の渡し」の渡し船

浜で人気のご当地グルメ「三津浜焼き」

もう一つの名物は、三津浜のご当地グルメ「三津浜焼き」。昔から、広島と航路で結ばれているだけに、食文化が共通するのは不思議ではありません。でも広島のお好み焼きとは少し違って、独自に発展したのが三津浜焼きです。

鉄板の上で、生地を薄く焼き、その上に焼いたソバかうどんを乗せ、さらにその上にキャベツや肉などの具材を乗せます。魚の削り粉とピンク色のちくわのトッピングも独特。店主が一人で切り盛りする、こぢんまりしたお店が多いのも三津浜焼きならでは。今でも三津浜では20店舗ほどが提供し、地元に息長く愛されています。

お好み焼きを半分に折ったのが、三津浜焼き


「三津浜商店街」には、三津浜焼きを提供するお店が点在する


お好み焼き いずみ(撮影協力)
住所:愛媛県松山市三津1-2-25
営業時間:11:00〜14 :00、15:00〜20:00
定休日:水曜・木曜
電話番号:089-904-3686

古い建物を生かした、味わい深い三津

時代が変わっても、渡し船や三津浜焼きのように“変わらないもの”を大切にしているのがこの三津浜。明治、昭和初期に建てられた民家も、大切に受け継いでいます。その風情と建物を生かした素敵なスポットもたくさん。

市内外から人を呼び寄せる、大人気のパン屋

昭和レトロな建物が軒を連ねる「三津浜商店街」。通り沿いにあった金物屋の店舗で、パン屋を営むのが「Bake Cafe N’s Kitchen & labo」です。できるだけ地元素材を使うというこだわりから生まれるおいしさはもちろん、トッピングが惜しげもなくかかっていたり、食べ応えのある大ぶりのサイズだったりと、見た目のインパクトも人気の秘密。「舌でも目でも楽しんでほしい」というオーナーの心映えです。

現在は、カフェをお休みしてテイクアウトのみの営業。ソーシャルディスタンスにも気を使っているので、安心してお買い求めできますよ。

「Bake Cafe N’s Kitchen & labo」 の外観


「Bake Cafe N’s Kitchen & labo 」のパン。「台湾カステラ」も大人気


Bake Cafe N’s Kitchen & labo(撮影協力)
住所:松山市住吉1-3-33
営業時間:12:00~16:00
定休日:月曜、木曜、日曜
電話番号:090-8979-1520

ショップの多様性も三津浜の魅力

パン屋やカフェなど食べもの系のお店だけではなく、雑貨店、ものづくりの工房などユニークなショップがあるのも三津浜のよさ。その多様性のきっかけを作るのが、空き家を活用した様々な店舗の存在です。その中の一つが2019年オープンの「みつのほ」。古民家を利用したシェアショップには、個性豊かな、趣の異なる店が入っています。

ゆっくりとまちづくりの種をまく、という取り組みが多様性を育む三津浜。のんびりした港町をのんびり歩いて、レトロ情緒な街並み、いろんなお店に足を運んでみてくださいね。

「みつのほ」の入り口


「みつのほ」で営む店舗の一つ、「Bana87」。他、「もやいこ」「Rainbow Elephant」が入店


みつのほ(撮影協力)
住所:松山市三津2-14-23
営業時間、定休日:営業日時は各店舗のSNSを参照
Bana87:https://www.instagram.com/chippoco_ponico/?hl=ja
Rainbow Elephant:https://www.instagram.com/rainbow_elephant.88/
みつのほに関する問い合わせ:080-4154-3696(ミツハマル)

一棟貸しのゲストハウスで安心に泊まる

立ち寄りスポットで人気の三津浜。ここ最近は、ゲストハウスが次々に開業しています。今回、撮影に協力してくれた「Mittan Guest House Mitsu-An(ミッタン)」は、1日1組限定の一棟貸しのゲストハウスとして注目を集めています。

空き家を活用してモダンにリノベーションした宿は、三津浜商店街の南側にあります。大型プロジェクターで映画やゲームを楽しんだり、開放的なウッドデッキでバーベキューをしたりと、遊びの幅がたっぷりの空間は、宿泊施設というよりは、独り占めできるアミューズメントパークのよう。旅行客だけでなく、地元の人の利用が多いのもうなずけます。

スタッフが徹底的に室内を消毒し、検温器を設置したり、宿泊者全員の連絡先を記入したりと感染症対策の細かな配慮がされているのも、安心ですね。

最大17名まで宿泊できる


キッチンとバーカウンターも備わる


Mittan Guest House Mitsu-An(撮影協力)
住所:松山市神田町3-41
電話番号:080-3366-1218

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