2022.03.0463,250
ぶらりと楽しむ♪松山市内電車の旅①
道後城周辺市街地
もう迷わない!市内電車の乗り方。松山市の中心部で、松山城を囲むように運行している路面電車。 松山市内外を走る郊外電車と区別するため「市内電車」と呼ばれます。
路線図と料金をチェック!
松山市の中心部で、松山城を囲むように運行している路面電車。
松山市内外を走る郊外電車と区別するため「市内電車」と呼ばれます。
料金は一乗車大人200円、小児100円の一律料金(※1)。
商業エリアや観光地へのアクセスが良く、市民や観光客の足として活躍しています。
※1 2024年7月時点
市内電車の乗降をマスターしよう
路面電車の運賃は後払い式です。降車の停留場がきたら、事前に降車ボタンを押しましょう。
運賃を運賃箱に入れるタイミングは、降車時です。おつりがでないので、事前に運賃箱にある両替機での両替をしておいて。高額紙幣(1万円札・5千円札)は未対応なので、乗車前に崩しておけばスムーズです。乗車前に両替ができなかった場合は、運転士さんに両替してもらいましょう。
松山のシンボル坊っちゃん列車に乗ろう
観光客に大人気の坊っちゃん列車は、1888年から、67年間にわたり松山で運行されていた「蒸気機関車(SL)」をモデルに復元されたものです。現在はディーゼルエンジンを採用しており、環境面にも配慮した姿で、2001年から松山のシンボルとして走っています。
実物の伊予鉄道1号機関車は、現存する最古の軽便機関車として、松山市内の梅津寺公園内に展示されているので、それぞれの違いを楽しんでみては。
坊っちゃん列車は大人1,300円、小児650円。(※2)木製の座席で感じられるレトロな乗り心地や、車外スピーカーからの汽笛の音、水蒸気による煙突からの煙など、蒸気機関車時代を再現するためのワクワクする仕掛けがたくさん!
坊っちゃん列車へは、道後温泉駅・大街道・松山市駅・JR松山駅前・古町のホームから乗車できます。乗車券は、復元した当時の制服を着た車掌さんから乗車時に購入することができます。
道後温泉~大街道~松山市駅と、道後温泉~大街道~JR松山駅前~古町の2系統で運行しているので、行きたい場所をしっかり把握してから乗り込んで。
観光は「お得なチケット」がマスト!
観光に便利な『市内電車1Dayチケット』は、一日中乗り放題のお得なチケット。1Dayだけでなく、最大で連続する4日までのお得なチケットもあります。(※3Dayと4Dayは、後述するモバイルチケットのみの販売です)
『市内電車1Day(もしくは2Dayチケット)』は、市内電車内で運転士さんから直接購入することもできます。
チケットの紛失が不安な方は、アプリを使った伊予鉄MaaSのモバイルチケットがオススメ。全ての市内電車内で、えひめFree Wi-Fiが繋がっているのでその場でダウンロードして購入することもできますよ。
知ってる?市内電車の〇〇
松山には、間違えやすい駅名が4つあります。
それは「JR松山駅(松山駅)」と「JR松山駅前」と「松山市駅(郊外線)」と「松山市駅(市内線)」。
JR松山駅(松山駅)は、四国旅客鉄道株式会社(JR四国)が運営する鉄道路線駅。南は高知へ、北は香川や岡山へ向かう、長距離移動用の電車駅です。
JR松山駅前は、伊予鉄道市内電車の停留場。JR松山駅近くの地下道を移動した先にホームがあります。
松山市駅は、いよてつ髙島屋の建物1階に郊外電車の駅、中洲状になった部分に市内電車の停留場がありますが、この4箇所は間違いやすいので注意が必要です。
ちなみに、バス停にも「松山市駅」があるので気を付けてくださいね。
もし、落とし物しちゃっても慌てないで!落とし物があった場合、毎週木曜日に警察署へ届けられます。それまでに、落とした場所の管轄へ問い合わせしましょう。
忘れ物を受け取るためには、住所・氏名が確認できるものが必要なので、ご用意を。
電車から降りる際は、後ろを振り返って確かめると安心ですよ。
では、ぶらりと楽しむ♪松山市内電車の旅②へ続きます。引き続き、良い旅を!